IGELKOTT past diary

2009/01/09-2019/07/31

台北ばなし 元気なおじいさん編

永楽市場で布を買ったあと、迪化街を歩いていたら 一軒だけひときわ古くて立派な店構えのお店がありました。 のぞいてみたら、お茶屋さんでした。 ちょうどSちゃんから「烏龍茶を買ってきて」と頼まれていたので お店に入ってみたら 大きな声で元気に話すおじいさんに迎えられました。 日本統治下の台湾で中学校に通っていたというかたで どおりで日本語完璧! 写真左奥、オレンジ色のシャツのかたです。 このときワタシはひとりで行動していて 友人との待ち合わせの時間が迫っていたのですが 「時間がないんです」と言っても聞き入れてもらえず

「まぁ一杯だけ飲んで行きなさい。これも何かの縁だから!」と 有名なお茶と書の先生だというかたの淹れた 凍頂烏龍茶を試飲させていただき 友人に頼まれていた烏龍茶を買ったら 「これをあげましょう!一期一会と書いてある!!」と そのお茶と書の先生の書かれた 「一期一会」の書を渡されました。 この間、お店に入ってからわずか5分くらい。 そのあとあわてて待ち合わせ場所に走ったのでした。

あとで、おじいさんに渡されたチラシを読んだら そのお店の建物は 1851年に建てられたという古いもので 毎週土曜日には 店の奥の中庭より向こうの建物も見学できるようでした。 土曜日じゃなくて残念だったな。 中庭まではいつでも入っていいということでしたので 入って写真を撮らせてもらいました。 時間ないくせに・・(^_^;) 帰ってきてからSちゃんに教えてもらって ネットで検索してみたら 台湾観光局のプロモーションビデオで 俳優の福山雅治さんが訪れているのが このお茶屋さんだったようで 台湾の観光案内サイトにも紹介されていました。http://www.taipeinavi.com/shop/482/ それにしてもあのおじいさん、大きな声だったなぁ。 この文章も おじいさんの会話のところだけ大きい字にしたいくらい。(笑)