永楽市場で布を買ったあと、迪化街を歩いていたら
一軒だけひときわ古くて立派な店構えのお店がありました。
のぞいてみたら、お茶屋さんでした。
ちょうどSちゃんから「烏龍茶を買ってきて」と頼まれていたので
お店に入ってみたら
大きな声で元気に話すおじいさんに迎えられました。
日本統治下の台湾で中学校に通っていたというかたで
どおりで日本語完璧!
写真左奥、オレンジ色のシャツのかたです。
このときワタシはひとりで行動していて
友人との待ち合わせの時間が迫っていたのですが
「時間がないんです」と言っても聞き入れてもらえず
「まぁ一杯だけ飲んで行きなさい。これも何かの縁だから!」と
有名なお茶と書の先生だというかたの淹れた
凍頂烏龍茶を試飲させていただき
友人に頼まれていた烏龍茶を買ったら
「これをあげましょう!一期一会と書いてある!!」と
そのお茶と書の先生の書かれた
「一期一会」の書を渡されました。
この間、お店に入ってからわずか5分くらい。
そのあとあわてて待ち合わせ場所に走ったのでした。
あとで、おじいさんに渡されたチラシを読んだら
そのお店の建物は
1851年に建てられたという古いもので
毎週土曜日には
店の奥の中庭より向こうの建物も見学できるようでした。
土曜日じゃなくて残念だったな。
中庭まではいつでも入っていいということでしたので
入って写真を撮らせてもらいました。
時間ないくせに・・(^_^;)
帰ってきてからSちゃんに教えてもらって
ネットで検索してみたら
台湾観光局のプロモーションビデオで
俳優の福山雅治さんが訪れているのが
このお茶屋さんだったようで
台湾の観光案内サイトにも紹介されていました。http://www.taipeinavi.com/shop/482/
それにしてもあのおじいさん、大きな声だったなぁ。
この文章も
おじいさんの会話のところだけ大きい字にしたいくらい。(笑)