友人Aちゃんから 「夕日がきれいだからご飯食べにおいで」 とお招きを受けました。
Aちゃんのおうちは山の上のほうにあるので夕焼け雲が水平に近い目線で見えます。
写真がうまく撮れなかったけど、夕日に照らされる雲の色が刻々と変わって、本当にきれいでした。
「薔薇色の夕焼け」なんて陳腐な言葉、好きじゃないと思っていたけど、この雲の色は「薔薇色」としか言いようがない・・・
薔薇の花には品種や個体差でさまざまな色があって、それらすべてを表現する言葉が「薔薇色」で
だから夕焼けの、うす紫から様々なピンクを経て瑠璃色にまで、みるみる変わっていく色のすべてを
「薔薇色」と表現するのは、とてもふさわしいことなんだ・・・
夕焼けを見ている数分のあいだに、嫌っていた「薔薇色の夕焼け」という言葉に謝りたくなったのでした。