ずっと気になっていた映画「サーミの血」を
先日レンタルDVDでやっと観ました。
北欧のラップランドに暮らすトナカイ放牧の民「サーミ人」の映画だというので
衣装とかきっと素敵だろうな〜とミーハーな興味もあって観たのですが
なかなかどうして、そんな軽い映画ではなかったです。
人には誰にでも、自分の望む人生を自分の力で切り開く権利があるということ。
人の心に巣食うマイノリティに対する差別の問題。
差別をしている側は往々にしてそのことを自覚することができない、ということ。
短い文では書ききれないのでやめておきますが
自分のこと、日本のことに引きつけて、いろいろ考え込んでしまいました。
そして、もう少しこの映画について知りたかったので
古本でパンフレットも買ってしまった。
「おもしろいからオススメ!」とは言えないですが
わたしにとってはぜったい観るべきだった良い映画でした。