借りていたアパルトマンの近くの
ケーキとパンのお店。
ほぼ毎日、ケーキを買いました。
朝6時半から営業していたので
電車で郊外に行く日には
クロワッサンを買って、電車の中で食べました。
ケーキもパンも
今風の洗練された味ではなくて
ちょっと昔っぽい素朴な味でした。
この店のおばさんは英語を話さない人でしたが
日本に帰る前日の夕方
ケーキを買いに行ったとき
「明日日本に帰るからこれが最後のケーキなの。記念に写真を撮らせてくれる?」
と英語で言ったら
わかったのかわからなかったのか
ちょっと照れながら
ポーズをとってくれました。
ケーキもパンも、それからおばさんも
あたたかい、懐かしい味のするお店でした。
今日でフランスのお話はおしまい。
明日から通常のdiaryに戻ります。