IGELKOTT past diary

2009/01/09-2019/07/31

屋根裏部屋 その1

今回、ホテルを3軒4室、アパルトマンを1室利用しましたが、そのうち3室が屋根裏部屋でした。 とくに屋根裏部屋を希望したわけでもないのに、なんと屋根裏率60%! これって、かなり高い確率だと思います。(笑) そのうち、ワタシ的におもしろかった2部屋を、今日と明日でご紹介します。

このドアを開けて・・・

階段を上って・・・

またドアを開ける。

まずひとつ目は パリの古い小さなホテル。 フランスに着いてすぐの4泊、このホテルを日本から予約していったのですが その4泊は2階(フランス式でいうと1階)のごく普通のツインルームでした。 Aちゃんもワタシも その部屋がとても好きだったし ホテルそのものも気に入っていたので プロバンスからパリにもどってきて 予約していたアパルトマンに入るまでの3泊分のホテルを探すとき まずこのホテルに 空室があるか聞きに行きました。 「今日から3泊、部屋が空いていませんか?」と聞くと フロントの年配の女性は「あいにく満室だけど・・・」と少し考えた後で ワタシたちに「あなたたち、荷物はどれくらい?」と聞きました。 「??? これだけですけど・・・」とトランクを見せると 「それならだいじょうぶ。」というような顔をして 「特別に今日一晩だけ、部屋を用意してあげる。 でも、エレベーターが途中までしかないので 階段を上らないといけないの。 料金はこのあいだの部屋と同じでいいけど 今日中に次のホテルを探して 明日必ずチェックアウトしてね。」 と言いました。 そして案内された部屋が、左の写真。 まず、エレベーターで最上階(フランス式6階)まで上がる。 廊下のいちばん奥の「PRIVE」というプレートのかかったドアを開ける。 いきなり狭くて急な階段。 おまけにてっぺんで左に曲がっている。 トランクを持ってその階段を上がるとまたドア。 そのドアを開けると そこは3部屋続きの屋根裏部屋で 一番初めがキッチン その次の部屋がリビング(写真を撮り忘れました。)m(__)m いちばん奥がツインのベッドルーム という、とてもデラックスな部屋なのでした。 この部屋の窓から見るパリの景色は最高にきれいでした。 これはいったいどういう部屋だったのか・・・ ルームナンバーが付いていないので たぶん普段は 客室としては使用していないのだろうと思うのですが きれいにベッドメイクしてあったし プライベートでホテルのスタッフが使用しているようでもなかったし・・・

キッチンと

ベッドルーム。

ワタシたちのような突然やってきて無理をいう客のための 予備の部屋なのでしょうか? できればこの部屋に3泊したかったけれど ひと晩だけでも こんな秘密の部屋みたいなところに泊まることができて おもしろかったし フロントの女性のさっぱりとした親切さも とてもうれしかったです。 ちなみに私の非力では あの急な階段を トランクを持ってあがることは大変だったので それはAちゃんがやってくれました。 次の日の朝 2人分のトランクを降ろしてくれたのも もちろんAちゃんでした。 感謝!!