浴槽の中でお湯につかっているのは、バッグに使う帆布です。
この生成りの帆布は生機(キバタ)といって
織り器から外したままの
染色や仕上げの加工をしていないものを買っているので
機械にかけるために糸につけた糊や
織るときに付いた機械の油などがそのままになっています。
ですからこうやってひと晩お湯につけた後、洗濯機で洗ってから使います。
染色したものは仕上げ加工をしてありますからそのまま使ってもいいのですが
仕上げの糊がとても強くて布がバリバリした感じなので
やっぱり同じように一度洗って糊を落としてから使っています。
水を含んだ帆布はとても重くて扱いづらいので
洗うのは一度に5メートルずつにしています。